高齢者の被害妄想はキツイ・・・その原因と対処法とは?

高齢者の被害妄想はキツイ・・・その原因と対処法とは?

先ほどニュースを見ていると、高齢者の被害妄想が原因でトラブルになり、相手の男性がその高齢者を殴ってしまうという事件が飛び込んできました。

その男性は普段からその女性の被害妄想に悩まされていたようです。

殴るのはもちろんダメですが、高齢者の被害妄想というのはそれほどまでに深刻なものなのでしょうか?

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被害妄想の症状

老人の被害妄想は、認知症、もしくは老人性うつ病の症状としてよく見られるようです。

ただ被害妄想そのものは、決して老人に限られたものではありません。

例えば、若者が「俺は不特定多数に狙われている」といった妄想を抱くということもあります。

しかし老人の場合、妄想の対象が不特定多数ではなく、家族や隣人など近くの人に向けられることが多いようです。

「息子があたしの財布からお金を取ろうとしている」
「となりの○○さんが、私の悪口ばっかり言っている」

といったような具合です。

また、「自分は周りにとって迷惑な存在だ」といった罪の意識に取りつかれたような妄想や、自分は重い病気にかかっているというような妄想も多いようです。

 

被害妄想の原因

被害妄想の原因は簡単に言うと脳の老化にあると言われています。

例えば認知症により記憶障害が進んでいる場合などです。

本人は財布をカバンに入れたつもりなのに入れておらず、「きっと誰かに取られたんだと思い込む」といったようなことが起こります。

脳の老化が進むと一つの考え方や思いに縛られてしまい、なかなか柔軟な考え方ができなくなってしまいます。

なので、カバンに入れたという自分の思い込みを修正することができず、きっと取られたに違いないという風に思ってしまうわけです。

 

被害妄想への効果的な対処法は?

例えば誰かに何かを取られたとか、悪口を言われているといった妄想をしている老人に対し、「いや、それは違うよ」とどれだけ論理立てて説明したところで、むしろ逆効果でしょう。

被害妄想を起こしてしまうような状態の脳では、細かな理屈は理解することができません。

なので、必死に弁解するあなたに対して、「この人は嘘をついている!」という思いをますます強くしていってしまいます。

老人の被害妄想に対する対処法としては、とにかく理解してあげるということが最も大切です。

例えば、誰も悪口を言っていないような場合でも、「何を言われたの?ひどいね」と話を聞いてあげて理解することが大切です。

そうしているうちに、だんだんとあなたに対しては安心感を持ち、落ち着いていってくれるでしょう。

 

介護サービスを積極的に活用すべき


自分の親がこのような被害妄想を頻繁に起こすようになったらどうすればいいでしょうか?

私なら、さっさと老人ホームに入れるなり、デイサービスを使うなり、とにかく介護サービスを積極的に活用します。

このように言うと、冷たいと思われる方もいるかもしれません。

しかし、自分の親とは言え、毎日毎日つきっきりで介護してられるほど、被害妄想や認知症は甘いものではないと思うんです。

自分自身が外へ出て働かなくてはいけないのに、介護のために精神的に疲れ果ててしまっては元も子もありません。

プロである介護士の方々の力を借りつつ、出来る範囲で無理なくサポートしていくのがいいと思います。

 

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